※2022年再生医療実績:159症例件数
再生医療
再生医療
当院の再生医療は大学病院・専門施設の支援を受け、高いエビデンス(治療効果実績)に基づいた治療方法、かつ低価格での治療提供が可能です 当院では厚生局の認可のもとに第二種、第三種再生医療として各種PRP療法及び幹細胞治療を行っています
順天堂大学スポーツ医学・再生医療講座
ヨーロッパの整形外科学会が変形性膝関節症に対するPRP療法(再生医療)をグレードAの推奨度治療に
・ESSKA (European Society of Sports Traumatology, Knee Surgery & Arthroscopy) ORBIT Consensus 2022
当院支援施設による科学的かつ良好な再生医療治療成績
・学会発表(YouTube)
PRPはPlatelet-Rich Plasmaを略した名称で、日本語では「多血小板血漿」と言います。なぜ血小板で組織の修復効果が期待できるのか?それは血小板には
2つの働きがあり、一つは血液を固める働き、もう一つはPRP療法の主な作用である血小板から放出される成長因子による傷ついた組織を修復・再生させる働きがあります。PRP療法は自分の血液から濃縮された血小板を精製することにより、血小板の放出する成長因子の効果を高め、組織の修復が早まったり、治りにくい組織の修復・再生が期待されます。この"自分で自分を治す力(自己治癒力)"をサポートする効果を利用する治療方法がPRP治療です。方法としては、自分の血液を約20㏄とり、特殊な技術を用いて血液中の血小板が多く含まれる部分のみを抽出し、自己PRPを作成し、局所注射療法を行います。PRP療法の歴史としては、この"自分で自分を治す力(自己治癒力)"をサポートする治療法として、ヨーロッパやアメリカでは10年以上前から整形外科・スポーツ分野で広く行われている治療法です。数年前にはメジャーリーグエンジェルスの大谷翔平選手が、肘の怪我の際にPRP療法を受けられ話題になりました。そして近年日本でも整形外科PRP治療のトップランナーである順天堂大学などを中心に多くの医療機関で臨床実績(腱、関節などで)が積み上げられ、その効果はエビデンス(治療効果実績)を持って認知されつつあります。1日でも早い復帰が必要なアスリートの方々や、筋肉や靭帯、関節などの長引く痛みを抱える患者様にとって、PRP療法は新たな選択肢の一つとなってくれます。特に当院では、変形性膝関節症・変形性股関節症などの関節内疾患や、肩腱板損傷・膝蓋腱炎・テニス肘などの腱や筋肉や靭帯による関節外疾患の治療に、治療選択肢の一つとして提供しております。
またPRP作製方法には様々な方法があります。残念ながら承認されていない方法(歯科治療などで使われる方法を転用、再生医療法に基づかない方法)やエビデンス(治療効果実績)のない方法を用いて治療を進めている施設も散見されます。当院の再生医療は大学病院・専門施設の支援を基盤に、高いエビデンス(治療効果実績)に基づいた治療方法を用いて、かつ低価格で患者様に治療提供が可能となっております。
その大学病院・専門施設の支援を受けている「最初にお薦めするPRP療法」のみではなく、APS(Autologous ProteinSolution)やPRP-FD (PFC-FD: Platelet-derived Factor Concentrate FreezeDry)という治療方法でも当院では治療が可能です。
当院は、再生医療等の安全性の確保等に関する法律第40条第1項の規定に則って、特定細胞加工物製造届出を行い、細胞培養加工施設としての認可を受けております。また、同法に則った第二種再生医療、第三種再生医療の再生医療等提供計画の認可を得ております。またPRP作製器機についても医療機器承認済み(クラスⅢ)器機を使用しております。
ご不明点やご興味をお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください。また、遠方のためにやむを得なく受診が難しい場合などは、電話などでご相談も対応いたしております。
PRP療法ご希望の方はまずは本治療の適応であるかを診断するために、一度通常の受診をして頂きます。治療の適応がある場合には、治療日を決めて予約します。初診日のPRP療法は完全予約制のために行っておりません。遠方のためにやむを得ない場合などは電話などで院長とご相談ください。
PRP注射1部位 | 30,000円(税込33,000円) |
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PRP注射1関節 | 30,000円~60,000円(税込33,000円~66,000円) |
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APS注射1関節 | 280,000円(税込308,000円) |
PRP-FD 注射1関節 | 150,000円(税込165,000円) |
“幹細胞”とは、皮膚筋・筋・骨・腱・軟骨・神経など私達の体をつくるさまざまな細胞に変化する多分化能と、それら自分と同じ能力を持った細胞に分裂することができる自己複製能を持つ細胞のことです。その”幹細胞“は、体内の損傷がある部位を探しあて、炎症を抑えて傷を修復する働きがあります。自身の体から取り出した幹細胞を培養し、増やして(培養)から体に戻す治療が幹細胞治療です。現在、整形外科(運動器領域)で、最高峰の再生治療として選択されるのが幹細胞培養治療となっています。
PRP同様に関節・筋・腱などの変形性関節症、関節痛、炎症、損傷などに対し、自己脂肪由来幹細胞を用いて局所注射療法を行います。当院では自身の脂肪から取り出した幹細胞を培養し、局所注射療法を行います。
PRP療法同様に幹細胞治療についても『再生医療等の安全性確保等に関する法律に基づく届出』を当院では済ませ、同法に則った第二種再生医療の再生医療等提供計画の認可を得て幹細胞治療が可能な医療施設となっております。
ご不明点やご興味をお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください。また、遠方のためにやむを得なく受診が難しい場合などは、電話などでご相談も対応いたしております。
PRP療法と原則同じですが、詳細は院長にお尋ねください。
幹細胞治療ご希望の方はまずは本治療の適応であるかを診断するために、一度通常の受診をして頂きます。治療の適応がある場合には、治療日を決めて予約します。初診日の幹細胞治療は完全予約制のために行っておりません。遠方のためにやむを得ない場合などは電話などで院長とご相談ください。
培養幹細胞の注射1関節 | 650,000円(税込715,000円) |
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培養幹細胞の注射2関節 | 800,000円(税込880,000円) |